約2年ぶりになるのですが、4月頃から解剖学の講座を始めます。
「難しい…」とか「苦手…」とか思われてしまう事の多い解剖学なんですが、本当の楽しさを知ってもらえるようなクラスにしたいので、2年前とは伝え方を大きく替えます。
自分の体を動かして感じてもらったり、テーピングを貼って見えるようにしたり、ただ暗記するのではなくて、もっと体のイメージを持てるようなクラスにしようと考えています。
先日、内容や伝え方の確認をしたくて、うちのスタジオでヨガのクラスを開いてくれているインストラクターさん達に協力してもらって、解剖学のデモクラスを開いてみました。
楽しく勉強するコツは、それを日常と繋げることです。
ただ筋肉の名前を憶えても、使い方が分からなかったら面白くないし、すぐに忘れてしまうんです。
まして復習しようなんて思いません…
勉強は、
使い方が分かるから、楽しくなるんです。
日々使えるから忘れないんです。
自分の変化を感じるから、もっと知りたくなるんです。
今回はインストラクターさんに協力してもらったので、骨や筋肉の説明をしてから、ヨガでの体の使い方に繋げて、実際に動きの質の変化を感じてもらうようにしてみました。
動いてもらう、感じてもらう、と言う部分が、前回の解剖学のクラスから大きく変わる所だと思います。
解剖学の場合、体をイメージ出来ることが大切なんです。
イメージがズレてしまうと、変な所に力が入ってしまって力ずくで体を動かすことになってしまいます。
イメージを持てていると、無駄な力のいらない体全体が繋がった本来の動きが出来るようになります。
「つまんない…」って思いながら頑張って解剖学の本を読んでいる方や、ヨガとか体操とかをしてるのに体の力が抜けない、柔らかくならない、と言う方にはぜひ、体のイメージを持てるような勉強をしてもらいたいと思います。
このデモクラスのお蔭で、新しい解剖学のクラスのやり方にちょっと自信が持てたので、このやり方で内容を詰めて、詳細が決まり次第お伝えしていきたいと思っていますが、とりあえず決めた事として、新しい解剖学のクラスは、全12回のシリーズにします。
4月中にイントロダクションのクラスを開いて、どんな感じのクラスなのかを体験してもらって、気に入ってもらえたら、その後の本編に申し込んでもらう形にしようと思っています。
解剖学。
楽しいですよ…